ハヤブサ
田圃にて
毎年、7月下旬から翌年の2月中旬にかけて、こちらの橋梁に姿を現すハヤブサ♀も10暦年を迎えました。
繁殖期に姿を見かけることが無いことから、どこかで営巣しているものと思いますが、周辺で雄を見かたことは無く
非繁殖期の雌の行動圏は拡がるとも聞きますので、営巣地は少し離れた場所にあるのでしょうか。
初めて出会った8年前は1~2暦年の冬で成羽と幼羽が混じった若い個体でしたが、現在は精悍な容姿となりました。
当時は上背・肩羽・下面(胸・腹・脛)の換羽が進んでいました。
(同じ場所に止まる背面からの写真と飛翔時の写真を並べてみました。)
お気に入りの場所は気温や天候により変えているようで、11月上旬頃までは西側の田圃に面した橋脚天端で獲物を探したり
塒へ帰る17時過ぎまで休息していることが多かったです。暑い日には午後から日陰となる西側を選んでいる様子。
気温が下がる11月中旬以降は日当たりの良い東側で休息することが多いようです。
「キィキィキィ・・・」と威嚇するように激しく鳴いていた理由は、テリトリーへ侵入してきたハヤブサ幼鳥(♀)に対するものでした。
繁殖期に姿を見かけることが無いことから、どこかで営巣しているものと思いますが、周辺で雄を見かたことは無く
非繁殖期の雌の行動圏は拡がるとも聞きますので、営巣地は少し離れた場所にあるのでしょうか。
初めて出会った8年前は1~2暦年の冬で成羽と幼羽が混じった若い個体でしたが、現在は精悍な容姿となりました。
当時は上背・肩羽・下面(胸・腹・脛)の換羽が進んでいました。
(同じ場所に止まる背面からの写真と飛翔時の写真を並べてみました。)
お気に入りの場所は気温や天候により変えているようで、11月上旬頃までは西側の田圃に面した橋脚天端で獲物を探したり
塒へ帰る17時過ぎまで休息していることが多かったです。暑い日には午後から日陰となる西側を選んでいる様子。
8~9月はゲリラ豪雨も多く、風が吹いてくると雨が降りだす前に検査路側へ移動していました。
こちらの橋脚天端は捕獲したドバトやムクドリなどを食す場所のようです。
10月下旬の出来事...
ポイントへ着くと定位置に姿は無く、周辺に響き渡る聞きなれない鳴き声が・・・・。
声のする方向へ行くと検査路周辺を落ち着き無く飛び回っていました。
ポイントへ着くと定位置に姿は無く、周辺に響き渡る聞きなれない鳴き声が・・・・。
声のする方向へ行くと検査路周辺を落ち着き無く飛び回っていました。
幼鳥は日が沈むまでジッと動かず、辺りが薄暗くなる17時過ぎに幼鳥が北東方向へ飛び立つと成鳥も後を追うように飛び去りました。
前日、成鳥が塒へ帰っていった同時刻に同じ方向へ飛び去ったことから、親子なのかも。
前日、成鳥が塒へ帰っていった同時刻に同じ方向へ飛び去ったことから、親子なのかも。
今季は観察ポイントに姿が見られない時間帯に周辺のハヤブサが好みそうな場所を見て回ったところ
観察ポイントから約2km離れた鉄塔の最上部に姿がありました。(↓の写真)
当初はこの場所が塒とも考えられましたが、日が沈むまで観察していると17時過ぎに狩場とは別方向に降下して行きました。
(この場所を含め、塒へ帰る前に休息するポイントは2ヶ所確認できました。)
後日、鉄塔から降下した方向と角度から推測し、塒入りする時間帯に周辺を探すと鉄塔から1kmほど離れた構造物上に姿を確認しました。
恐らく、そちらが塒のようです。(予想を反して、それほど高い構造物ではありませんでした。)
観察ポイントから約2km離れた鉄塔の最上部に姿がありました。(↓の写真)
当初はこの場所が塒とも考えられましたが、日が沈むまで観察していると17時過ぎに狩場とは別方向に降下して行きました。
(この場所を含め、塒へ帰る前に休息するポイントは2ヶ所確認できました。)
後日、鉄塔から降下した方向と角度から推測し、塒入りする時間帯に周辺を探すと鉄塔から1kmほど離れた構造物上に姿を確認しました。
恐らく、そちらが塒のようです。(予想を反して、それほど高い構造物ではありませんでした。)
こちらはハヤブサの観察ポイントにやってきたコチョウゲンボウ♂。
この後、移動したようで一度しか見かけませんでした。
(今季はハイタカ♂を見た農耕地でも4年ぶりに確認しました。)
この後、移動したようで一度しか見かけませんでした。
(今季はハイタカ♂を見た農耕地でも4年ぶりに確認しました。)
by 226falco
| 2019-01-04 10:36
| ハヤブサ科